各部署のご紹介

薬剤科

地域医療への貢献を目指して

当院薬剤科の業務は、病棟業務、医薬品管理業務、DI業務、調剤業務、特に入院患者様の薬剤管理に力を入れております。2010年より薬剤管理指導を開始し、入院時の持参薬の確認や、入院中の服薬状況の把握等を含め、薬剤師がほぼ全ての患者様に関わりを持つような環境作りに努めてきました。また、医師や看護師・他職種との情報共有を積極的に行い、薬の処方意図や患者様の状態・コンプライアンス等を確認することで、医薬品の適正使用が行われるよう取り組んでおります。
当院の患者様は、茂原市や長生郡等、近隣にお住いの方が多く、当院以外にもかかりつけの病院を受診している方もおります。医師の専門領域以外の薬に関しては、薬剤師の専門性を生かし、助言・提案をすることで、患者様が質の高い医療を受けられるよう努めております。

これからも、チーム医療の一員として、医薬品の適正使用を推進し、患者様が安全かつ安心して薬物治療を受けられるよう、今後とも日々研鑽を積んで参ります。
また、当院はチーム医療の一員としての薬剤師も広く募集しております。興味のある薬剤師はいつでもご連絡ください。

業務内容

調剤、監査

  1. 入院患者様と一部の外来患者様の内服薬・外用薬の調剤を行います。
  2. 調剤したお薬は、調剤内容確認のためのダブルチェックを実施します。
  3. お薬は、薬剤師が直接手渡しし、用法用量や副作用等の説明を行います。

注射薬調剤(払い出し)

  1. 入院患者様の注射薬は翌日分(休日がある場合はその翌日分まで)を患者様毎に取り揃えて各病棟へ払い出しします。
  2. 外来患者様の注射薬も薬剤科より払い出しします。

病棟業務

  1. 入院患者様の持参薬の確認、服薬指導等を行います。
  2. 内服困難な患者様への服用形態の検討や内服薬の1包化等、患者様のコンプライアンスをより良くするための工夫もしています。
  3. 医師や看護師・他職種とも積極的に情報共有を行い、医薬品が安全かつ適正に使用されるよう努めています。
  4. 患者様の状態をみながら積極的に処方提案を行っております。

製剤

  1. 院内製剤の調製を行います。

DI業務

  1. 医薬品に関する情報(添付文書の改訂、安全性情報等)を製薬会社の医薬情報担当者(MR)やインターネット等から収集し、提供しています。
  2. 医師や看護師・他職種からの医薬品に関する問い合わせにも対応しています。

医薬品管理業務

  1. 医薬品の購入や在庫管理を行います。また、定期的に医薬品の期限をチェックし、期限の近い医薬品は、よく使われている部署へ置くなどの工夫もしています。
  2. 院内採用薬のマスター管理を行います。最近処方されていない医薬品は採用中止申請をするなど、採用薬の見直しも行います。

その他

  1. 各種院内委員会への参加。
  2. 院内勉強会の開催。

実績

薬剤管理指導業務

一般名処方加算

  2023年度(7月~)
一般名処方加算1 7,704件件
一般名処方加算2 7,568件

一般名処方加算(処方箋の交付1回につき)

一般名処方加算1 7点(9点) 後発薬品が存在するすべての医薬品が一般名処方されている場合(但し、2品目以上)
一般名処方加算2 5点(7点) 後発薬品が存在する先発品のうち、1品目でも一般名処方された医薬品が含まれている場合
※括弧内は2023年12月までの算定点数

但し、以下の場合は算定できない
・後発薬品のない医薬品のみ処方されている場合
・加算1しか算定できない医薬品が1品目しか処方されていない場合

院内製剤

  1. 1%ピオクタニン液
  2. 5%硝酸銀液
  3. 50%硝酸銀液
  4. 25%トリクロロ酢酸
  5. 耳垢水