診療科一覧

内科

内科概要

内科では、よく見られる一般的な内科疾患、すなわち風邪(新型コロナ、インフルエンザを含む)、肺炎、腸炎などの感染症をはじめ、生活習慣病(糖尿病、脂質異常症、高血圧症など)の診療を行っています。何か困った症状があり、診断がまだついていない時の「窓口」として受診していただく科と考えていただくと良いでしょう。内科は、2024年4月以降、肝臓疾患を主に専門とする大木と、神経内科疾患を主に専門とする鶴岡の2人の常勤医で診療を行っています。

得意な疾患

肝臓専門医である大木は、B型肝炎、C型肝炎、脂肪肝(炎)、アルコール性肝炎、肝硬変のような肝疾患の他、肝癌・転移性肝癌の内科的治療を得意としています。特に肝癌・転移性肝癌における切らずに治す「ラジオ波焼灼療法」は、前任地である三井記念病院において日本全国トップ10以内の治療件数を10年以上キープした実績があります。2023年4月より当院でこのラジオ波焼灼療法を実施できる体制を整えています。治療の詳しい概要に関しては、こちら(無痛ラジオ波焼灼療法)をご参照ください。また、2024年4月現在、当院は千葉県内に1台しか設置されていないサイバーナイフという高精度放射線治療の装置を有しており、それを用いての肝癌・転移性肝癌の治療も行っています。サイバーナイフの概要に関しては、こちら(サイバーナイフ)をご参照ください。
内科学専攻で神経内科を専門とする鶴岡は、脳梗塞、アルツハイマー病、パーキンソン病に代表される神経内科学的疾患を専門としています。症状としては、めまい、ふらつき、手足の震え、手足の動かしにくさ、記憶の障害などが挙げられます。そのような症状にお困りの際に受診していただくと良いと思います。

近年増加傾向ある脂肪肝(炎)について

肝臓に脂肪が蓄積した状態を脂肪肝と言います。20歳の時の体重より10kg以上増加している場合は脂肪肝のリスクあります。脂肪肝は超音波の検査で診断を行い、血液検査ではALT、γ-GTPが高値となります。無症状で経過しますが、放置すると肝硬変を経て肝細胞癌を発症することもあります。脂肪肝は生活習慣病の1つです。脂肪肝を有する方は、脂質異常症、糖尿病、高血圧症など他の生活習慣病を有することも多いです。心配な方は是非内科にご相談ください。

スタッフ情報

氏名 役職
大木 隆正 サイバーナイフセンター部長、肝臓内科部長
大木 隆正
【取得認定医・専門医等】
日本肝臓内科専門医
日本内科学会認定医
肝癌診療を専門にしていますが、サイバーナイフ治療の適応となる疾患の相談もお受けしています。肝癌治療は塩田病院(本院)の方でラジオ波治療をメインに行っています。ラジオ波治療、サイバーナイフ治療いずれも癌を切らずに治すことのできる「低侵襲治療」になります。癌治療でお悩みの方は相談だけでもかまいません、よろしくお願い致します。
鶴岡 淳
鶴岡 淳
医師5年目になります。帝京大学ちば総合医療センターで初期研修医を2年、脳神経内科を2年やっております。今年度から一般内科を1年させて頂きます。まだ勉強不足なところもありますが、よろしくお願いします。